悲惨な話1
2023/09/27(悲惨な話1)
シーブリン病院の窓からの風景
きのう(26日(火))ちょっと体の不調を感じて23:00頃に寝た。
しかし、胸に圧迫感が有って、息苦しくて、心臓の辺りに微かに鈍痛を感じて、なかなか寝付けない。
きょう(27日)3時に一旦起きて、どおしようかな~、病院に行った方がいいかな~、でも深夜だし、寝てれば良くなるかもしれないので、明日の朝の様子を見て病院に行くか決めよう・・・。
最初、もしかしたら肺に穴でも開いたのかも、と思った。
でも鈍痛の有る所は心臓の辺りだ。
これは、心臓の異常か或いは心臓付近の血管の異常か・・・。
以前から心筋梗塞はなるかもしれないと思っていた。
で、4:30時頃、いよいよこれは医者に行くしかない。
病院で薬を貰って、点滴でも打って数時間じっとしてらた治るかもしれない。そう思った。
奥さんに近くのシーブリン病院まで連れてって貰った。
流石に深夜で街は静まり返っている。
シーブリンで緊急の窓口で奥さんに手続きして貰った。
そこで車椅子に座らせられてそこからは病人扱い。
ここからは病人扱い
その後、血圧や体温を測ったり、簡単な問診や、採血のあと、一旦個室に移された。
データを見て医者が何かの判定でもしてるのかな・・・?。
朝食の時間だったらしく病院の朝食が出て来た。
ここで余り食べたり飲んだりすると、手術中に困らないかなと思ったが、体力も付けて置かないととも思い、半分ほど食べた。
まあ、タイ料理の病院食だから美味しくはないけどね。
暫くして、ベットからストレッチャーに移されて何処かに連れて行かれた、何処が痛い?、ここは痛いか?のような質問が有って、レントゲンも撮られた。
(レントゲンを撮られたタイミングはこの前だったかも)
医者がスマホの言語変換で「心筋梗塞」と伝えて来た。
・・・そうなんだ・・・ヤバいかな~・・・
おしっこをしてね、みたいな事をいわれても出ないし。
尿瓶て使った事無いし、今溜まって無いし、急に言われても緊張して出ないよ~、しかも人前で。
次に処置室のような所に連れて行かれた。
自分はベット(ストレッチャー)の上で横に成っている。
で、医者が何か色々言って居るのだが良く分からない。
しかし、雰囲気から、すぐに手術をした方が良い、と言って居るらしい。
「バルーン」という言葉が聞き取れたので、何をしようとしているか想像が付いた。
今直ぐ手術が始まるのか・・・?。
予想以上の急展開。
どんな手術かも分からない、どれくらいの時間の掛かる手術かも分からない。
多分、医者は説明したのだろうけど、自分には分からない。
手術ならメスは入れるのだろうな~。
心臓の近くを切るのかな、ひょっとしたらお陀仏か・・・まあ、ちょっと惜しいけど、それならそれでもいいか・・・。
そのうちナースさんが自分のチンチンの近くの毛を剃り始めた。
何で、ここなのだ?、心臓の近くじゃないのか?。
途中でおしっこがしたく成ったら困るな・・・こんな事なら食事の時に水分を取るんじゃ無かった。
で、暫くして足の付け根の辺りに注射をしたり、穴を開けたりしている(見た分けでは無いので想像です)。
注射は麻酔だろうな、チックとはするがそんなに大袈裟な痛さでは無い。
虫歯の治療の方が遥かに痛い。
後は何をしているのか良く分からなかったが、結果から言えば、足の付け根の辺りから先頭に風船(バルーン)の付いた細い管を差し込んでいたらしい。
足の付け根から心臓の辺りまで1m近くあるけど、随分遠い所からやるんだね。
もっとも、心臓の近くを切られたり穴を開けられるよりは良いか・・・。
管が今何処を通っているかは全く分からなかった。
下半身で何かの作業をしている感じは伝わって来たので、まだ時間がかかるのだろうな~、いったい後どれくらいかかるか知りたいな~と思っていたら、お医者さんが指でOKサインを出してくれた。
・・・助かった~~~・・・
手術中は痛くは無かったが、息苦しくて終わった時は限界に近かった。
一応手術は成功した(らしい)。
後から調べたらこのバルーン手術は成功率の非常に高い手術らしいが、取り敢えず良かった。
しかし、ネットには1回きりでは終わらないような事が書いて有ったので、この病気とは長い付き合いになりそうな感じ。
「悲惨な話2」に続く予定。
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コメント
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お久しぶりです。
突然の心筋梗塞とは大変ですね。お見舞い申し上げます。
ところで、不躾の質問ですが医療保険には入ってたのですか?
私は血圧が高くメタボなのでタイの市立病院での心筋梗塞のバルーン治療の費用等が知りたいです。
体調が戻られたらで結構ですのでブログに今回の事を記事にして頂けると幸いです。
投稿: シンシン | 2023年9月28日 (木) 17時02分
シンシン様、コメントありがとうございます。
シーブリン病院はメッチャ高いです。
今回は40万バーツと言われています。
なのでこれも悲惨な話ですね。
次回からは別の病院(日本も候補)をさがそうと思ってます。
投稿: 迷人 | 2023年9月28日 (木) 17時03分
パヤオのぷっちょです。
心筋梗塞ですか。無事で良かったです。
僕の行きつけもシーブリン病院だけど、パヤオの田舎からだと2時間も掛かります。
心筋梗塞とか脳卒中になると助からないだろうなあ(汗
とにかく、手術が成功して良かったです。
ゆっくり静養して下さい。
投稿: ぷっちょ | 2023年9月28日 (木) 17時05分
ぷっちょ様、お久しぶりです。
バルーンの手術は1回で終わらないのが問題です。
どういう方法がいいか、これから考えます。
ステントといった方法も有るらしいですが、それも問題点があるようで・・・。
投稿: 迷人 | 2023年9月28日 (木) 17時21分
いつも愛読させてもらっております。
冠動脈にカテーテルを入れたのでしょうね。私も数ヶ月前日本で肺のCTを取ったら、動脈にカルシューム(血管についた古いコレステロールの石灰化したもの)が写っているので循環器の専門病院を紹介されました。
造影剤を注射して心臓のCTを取ったら3箇所ほどカルシュームが写っていました。ただ、その先の血管にも血液が流れていることと、自覚症状がないので様子見になりました。
雑記帳様はカルシュームが詰まり、その先の血管に血液が流れなかったのでしょう。
早く対応できて本当によかったですね。
日本だと、手首からカテーテルを試しそれで、だめなら股間からのカテーテルになるようです。
投稿: | 2023年9月28日 (木) 17時23分
コメントありがとうございます。
手首の方が近くて良さそうですが、今回は、足の付け根でも、問題無かったようです。
この記事を書いて居る時点では表面的には治ってます。
ただ、バルーンで開いた血管はまた閉じて来るらしいので、そこが問題です。
投稿: 迷人 | 2023年9月28日 (木) 17時32分
迷人様…
コロナ前はバンコクに住んでいたToshibaaです。
大変だったですね…
バルーンで開げた心臓の栄養を司る冠動脈は医療機関で
定期的に検査をしながらまた閉塞や狭窄が進めば
再度同じ処置を試行されるか?根本的にバイパス手術に
なるかだと思います。
タイの病院での造影検査などコピーしてもらって日本に戻られ
日本の専門の病院で継続治療された方が経済的にも技術的にも
今後のためになると思います。
投稿: Toshibaa | 2023年9月28日 (木) 17時43分
Toshibaa様、コメントありがとうございます。
終わりが無いのが辛いですね。
治療はコスト面やコミュニケーションを考えると日本中心になるのかなと思ってます。
見方がイマイチ分からないですが、レントゲンの写真など、治療に関する資料一式はすでに貰ってます。
投稿: 迷人 | 2023年9月28日 (木) 17時44分
健康な名人さんが心筋梗塞って信じがたいです。
夢の話というオチかと思ったら本当の話なんですね。
突然、病気がやってくるなんて怖いです。
即座に気がつかれ奥様がいて本当に良かったです。
とにかくビックリしています。
タイの病院で何とかなるものなのですね。
とにかく御大事に安静にされて早く回復されることを願っています。
投稿: | 2023年9月28日 (木) 18時06分
コメントありがとうございます。
バルーンの手術は成功率が非常に高い手術らしいですし、自分が実際に受けてみてプロならそれ程難しくはないと感じました(素人の感想です)。
もしかしたら、対応して頂いた医師がスーパードクターで難しい手術を軽くやったのかもしれないですが。
因みに、今現在は2日間入院して健康的な生活(食事など)を送ってましたので、ピンピンしてます。
投稿: 迷人 | 2023年9月28日 (木) 19時34分
迷人様…
基本的に3ヶ月後に血管造影が行われたり定期的にチェックされますが、
医療が比較的優秀でないタイの北部で今後ずっと診てもらうにはキツイかと…
タイでの医療保険に入っておられてバンコクの有名病院で処置されるのであれば
日本と同等か?それ以上の処置は可能でしょうけど…
今後は定期検査の際には日本に戻り、きちんとデータを蓄積しながら、
基本的なチェックは日本で行い、もしタイで今回と同じような事が
起こればその際はタイの救急病院で凌ぐようなパターンでいかれる
方が賢明かと…(日本の医療健康保険を使う事が前提ですが…)
今回のエピソードで心臓の血管の狭窄は全て把握されてると思うので
特殊な場合を除いて不安なく生活出来るかと…
投稿: Toshibaa | 2023年9月28日 (木) 21時55分
Toshibaa様、コメントありがとうございます。
基本的に治療の拠点は取り敢えず日本にする積りです。
万一タイ在住中に問題が生じても、今回の経験から比較的低リスクで乗り切れる気がしています。
ステントで20年近く問題なく生活しているという知人が居たのはちょっと心強かったです。
日本の国民健康保険は入ってます。
投稿: 迷人 | 2023年9月28日 (木) 22時09分
迷人様。お大事にしてくださいね。
題名は「悲惨な話」になっていますが、心筋梗塞の発症からほぼゴールデンタイムの時間(発症から6時間以内)内にカテーテル治療を受けられてとてもラッキーだったと思います。心筋壊死の範囲も少なくすめば心不全にならないで済みます。
元気になりましたら心臓超音波検査で心臓全体の状態(梗塞範囲や心筋梗塞による合併症、左心機能評価)を把握されて今後の生活に気をつけた方が良いですよ。
何はともあれ、ブログを書ける程にお元気そうで良かったですね。お大事にしてください。
投稿: よっちゃん | 2023年9月29日 (金) 14時39分
よっちゃん様、コメントありがとうございます。
日本に帰国した時に、色々チェックする積りです。
心臓超音波検査というのも頭に入れて置きます。
投稿: 迷人 | 2023年9月29日 (金) 16時45分
名人様、今回は大変な目にあわれましたね。早期発見、早期治療され、良かったですね。主人も今年1月に胸痛を訴え、狭心症と診断され、ステント手術をしました。管は手首から入れました。三日間の入院で予後は良好です。医師からは油ものは極力控えるようにと指示されました。それ以来我が家では天ぷら厳禁です。 どうぞあまりご無理なさらずお過ごしください。
投稿: m子 | 2023年9月30日 (土) 14時55分
m子様、コメントありがとうございます。
取り敢えず、食事には注意しようと思ってます。
今も普通に動き回れると思ってますが、ちょっと慎重に行動してます。
手術の後遺症みたいなものは全く感じてないです。
投稿: 迷人 | 2023年9月30日 (土) 14時56分
ご自愛ください。
昔、ワンカムの近くに Blue's というレストランがありましたが、
あの女将さんも心筋梗塞で店を閉めました。
私の先輩や友人もステント入れた人が多く、普通の病気になった感があります。
どうも 70歳を過ぎた辺りが危ないようです。
最新の検査に心臓CTがあり、心臓の周囲の血管の状況が可視化できます。
これで発症前に予知できるようになったのですが検査料はまだ高価です。
私は、田端放射線科クリニックで受けました。
若干の血管狭窄部があるが、まだ大丈夫とのことでした。
投稿: KP | 2023年9月30日 (土) 19時25分
KP様、コメントありがとうございます。
年齢と共に健康上のリスクも増えるという事を、今回実感しました。
まあ、今直ぐに生活に大きな支障をきたす、という事は無さそうなので良かったですが、食事や運動の仕方を見直す必要はあると思ってます。
この前は、自分の健康寿命はあと15年は大丈夫と思ってましたが、注意しないとそれも危ないかもです。
投稿: 迷人 | 2023年10月 1日 (日) 14時56分
一報を聞いたときはびっくりしました。
しかも即手術だなんて!
退院も早かったですよね。
ともあれ無事戻ってこられて良かったです。
それにしてもシーブリン病院は高いですね(^_-)
投稿: zurru | 2023年10月 3日 (火) 14時51分
zurru様、コメントありがとうございます。
心臓への血流が悪いと組織が壊死するらしくて、手術は早ければ早いほどいいらしいです。
シーブリン病院、技術的にはいい病院だと思いますが、高いです。
今回は全部で436891バーツに成りました。
投稿: 迷人 | 2023年10月 3日 (火) 16時59分