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2023年9月 4日 (月)

利益確定をするか迷う

2023/09/03(利益確定をするか迷う)

株をやっていて一番ワクワクするのは利益確定をする時。
先月(8月)は利益確定を結構したので面白かった。
今も、利益確定をしたい銘柄は結構ある。


230903a
2023年8月の全売買

黄色が利確(売り)の取引。白地が買い。
基本的に損切はしない。
(一番最近では今年の3月にエーアイを9回に分けて損切しているので、全く損切をしない、という分けでは無い)
(ただ、最初から損切ラインを設定して置いて、それを割ったら損切をする、というような操作はしない)
先月(8月)も売りは全部利確。
9回の売りをして税引き前で約100万円の利益(表の)。

以前は手数料損が心配で余り小さな利幅では利確しなかったが、今は手数料が無料の小口の取引しかしなくなったので、小さい利幅でも利確するする事が増えた。
(ホントは大きな利幅で利確したいが、なかなか思うようにはならない)

それでも、一応1割ぐらいの値上がりを利確の最低目標としているが、9日のソフトバンクの売りの様に1割に満たない値上がり幅(8%の値上がり)で利確をする事も有る。

自分が下手だと思うのは、売りが早過ぎる事で、先月も9回の売りのうち8回が9月1日の終値の方が高く成っている。
(8月中に売らないで9月1日の終値で売って居ればもっと儲かった)

古河機械金属は2022年3月~12月に買ったものを2023年2月から少しづつ売り始めて、もう2割以上値上がりしたし(配当も取ったし)、「もういいかな(注)」と思って売ったら、途端に更に値上がりした。
(注)(実は古河機械金属は事業内容をちょっと勘違いして買ったのが段々分かって来たので、チャンスが有れば売ろうと思っていた)
もうちょっと売るのを(利確を)我慢してたら3割以上の値上がり幅が取れた。


買いの方は16回取引して、その後(9月1日時点で)値上がりしたのが8回、値下がりしたのが8回、なので勝率としては5割だけど、評価損益で見ると約5万円の損に成っているので、これも下手くそ。

大体、短期で見ると「売りも買いも」殆どいつも下手くそな事が多い。
それでも、利確出来て、損切は殆どしなくて済んでいるのは、1年以上の中期や5年以上ぐらいの長期では値上がりしている為で、これはここ10年ぐらいの株式市場全体の値上がり傾向に助けられている。


230903a_20230903231901
直近10年ぐらいの日経平均月足

2012年頃から比べれば、今の日経平均は3倍以上に成っている。
その他に配当金も出ているから、余程酷い事をしない限り、10年程前から株式投資をしている人は儲かっているハズ。

補足。
それ以前では2008年のリーマンショックと2000年のITバブルの崩壊という大暴落が有る。
それにつかまった方は長期投資でも損しているかも。
でも今の株価はリーマンショック前の高値とITバブルの時の高値を超えているし、別に配当金も出ているので、標準的なパフォーマンスをしていれば損はしてないハズ。


8月に買った5銘柄のうち、浜松ホトニクスは新規に買い始めた銘柄で、自分としては光半導体の成長に期待している。
市場占有率の高い(らしい)光電子倍増管(何の事か知らないけど)の利益にも期待している。

住友金属鉱山は今のところ平均買い単価を下回って苦戦しているが、過去の成功体験が3回あるので、何んとか成るような気がしている。

東レは経営陣に問題が有るらしいので、低迷するかもしれないが、予想配当利回り2.45%なので大きく値下がりしなければ長く持っていればいい。
そのうち経営陣が変わるかもしれないし、逆にそうなればそれを好感して値上がりする事も有る。
それに、この会社の場合何と言っても「炭素繊維」という注目技術が有るので、何処かの時点で大化けする可能性があると思っている。

三井住友FGの買いは、ブログに書くのが恥ずかしい様な買いで、実は売ろうと思って注文を出したら、間違って買いに成っていた。
売りと買いを間違えたのは初めてのミス。
気が付いた時は「真っ青」だった。
(因みに、6666円の指値売りをする積りで注文を出したら、6651円の買いで約定した。この分は9月1日に6743円で売ったので、まあ、損はしなくて済んだので良かった)

メタリアルは平均買い単価を10%程下回っているが、一応流行のIT関連で、英語の機械翻訳とか期待の持てる事業もあるし、AI関連でもある(らしい)ので、ちょっと業績が上がれば、或いは投資家が錯覚すれば、これも大化けする可能性がある。


8月の取引状況は上記の通りだが、問題は9月をどうするかで、表題の通り、利益確定をどうするかで迷っている。
今、利確圏内に入って居る銘柄、及び、もう少し値上がりすれば利確してもいいと考えている銘柄は結構ある。
三井住友FG(次回売り目標 6900)、ソフトバンク(同 1717)、三井物産(同 5963)、AGC(同 5380)、など。
(追記。三井住友FGは9月6日に100株を7007円で売り)
(追記。ソフトバンクは9月7日に300株を1717円で売り)
セコムも利確圏内なのだけど、今売ると、手数料を取られるので100万円以上の売買でも手数料が無料化される10月以降に考える。

利確を躊躇う理由は主に2つ有って、1つは8月の売りでもそうだが、売ると更に上がる事が多くて、結局売らない方が良かった、と成る事が多い事。
もう一つは、売った場合の次の投資先がイマイチ分からない事。
売った資金を寝かせて置くのは凄く勿体ない気がする。
しかし、過去の経験からいって、慌てて買ったり、無理に買ったりした株は上手く行かない(値上がりしない、値下がりする)事が多い。

今、明らかに欲しい株や投資先が有れば、利確した資金をそちらに回せばいいが、次の投資先が見付からない時はどうすればいいか難しい。
売らずに(利確せずに)そのまま持ち続けた方がいいのか悩ましい。

ここ数ヶ月、買い増ししている銘柄は、東レ、住友金属鉱山、浜松ホトニクス、メタリアル、などだが、どれもイマイチ自信が無い。
かと言って、これ以上保有銘柄数を増やすのも躊躇われる。

こういう時が一番危ない。

まあ、株式市場全体の大きな変化(例えば急落)などがなければ、9月は大きな動きはせずに細かく行く事に成りそうな気がする。
株は趣味なので、全く動かない(売買をしない)のは詰まらないので、売買はするが小さくする。売りと買いでは買いの比率を大きくしようと思っている。


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コメント

すごいですねええ 1ヶ月間で、しかも一日100万円限度でこれだけの実績には感嘆しかありません。(前にも申し上げましたが、古河さんでこれだけ利益が上がるとは、ド素人の私には驚きです。)

本朝の日経紙一面だと日英で組み、アフリカの資源開発を目指すとか。となると住友金属鉱山が吹き上げの可能性が。この関係では物産も大いに楽しみかと。

防衛費43兆円で、なんと三菱重工、日立が棒上げのようです。であれば、防衛の一丁目1番地の日本製鉄などはどんなものでしょうか?(配当も4%超えですし。)

今週も、今月もご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

P様、コメントありがとうございます。

古河機械金属は事業の方向性に関する読みは外れましたが、結果的に利確できたのは幸運でした。

日本製鉄が防衛関連ですか・・・?。
そっち方面は余り考えた事が無いので分からないです。
5%近い配当金は魅力ですね。
ただ、2020年の4月~8月頃と比べると株価は3倍以上に成っているので、自分はそういう株は苦手です。
(このコメントを書いている、9月4日12:31時点で3606円)

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