株取引の計画
2023/12/10(株取引の計画)
今回はタイとは全く関係ない話です。
株の売買は様々な予想、シナリオを描いて行っている。
しかし、これが中々当たらない。
株価の値動きを単純化すれば「上がるか」「下がるか」の2つなので、大雑把に言えば50%の確率で予想は当たるが、それを51%にする事が出来るか否かが勝負の分かれ目。
まあ、上がるとすれば2倍3倍も狙えるが、20~30%値下がりする可能性の方が遥かに大きいとか、数%は値上がりする可能性が大きいが、半値以下に値下がりする危険性も有るとか、色々なケースが有るので、単純に値上がり値下がりが半々とは言えない。
また、何十年という長期的目線で見れば株価全体としては値上がりしている(貨幣価値が下がっている)ので、それを狙えば数字上はプラスに成る確率を上げる事は可能だと思われる。
黒字の会社なら配当金も普通出るので、それを考慮すれば長期投資の成功率は更に上がる。
また、技術は進歩する。
新しい便利な製品や、便利なシステムはそれまでに無かった価値を生み出し、それは生産者やシステムの提供者に利益をもたらす。
そこに賭けてみるのも投資の成功率を上げる1つの方法だと思う。
その他にも、政治的要因や地政学的問題、他社との競合関係や経営者の能力など、会社の盛衰に影響を与える要因は多い。
短期的には市場内の要因(チャート上の要因、機関投資家など大口の動向、貸借倍率など)が株価に与える影響も無視できない。
そういう多くの要因を全て把握して、分析して、行動出来れば(売買を行えば)、成功する(株式投資で利益を得る)確率は高まるが、実際は十分な情報の収集や分析など出来ない。
ではどおするか、機関投資家などは多くの情報の収集や、緻密(?)な分析、をするのであろうが個人投資家の場合はそこで勝負しても敵わない。
なので、個人投資家の場合は様々な要因の内の何か1つか、少数の要因にフォーカスして、それを分析して勝負を掛ける。
自分の場合は「技術の進歩」に賭ける事が多い。
まあ、開発費ばかり掛ってなかなか利益に結び付かないとか、思った様に技術が進展しなかったりとか、他社との競争に負けるとか、他にもっと優位な技術が開発されて、その会社で開発中の技術がとり残されてしまうとか、なかなか思う様に利益に結びつかない事も多いが、中には新しい技術開発が成功してその会社に大きな利益をもたらす事も多い。
新しい技術開発の成功はその会社に独占的な大きな利益をもたらす事が多いし、その場合、当然株価は大きく上がるし、「成功」まで行かなくて、その手前の「成功しそう」という段階でも株価が上がる事は多い。
もっとも、具体的な技術開発の内容や進展度などは外部からは詳しくは分からないし、成功した場合の利益への貢献度などの判断も個人レベルでは難しい。
そこは「勘」という事に成る。
色々ごたくを並べて、最後は「勘」では身も蓋も無い様だが、サイコロの目を当てるような「勘」とは違う。
自分の想像できる範囲で各種の可能性を考えた上での「勘」で、これで本来半々の勝率を51%とか52%に上げられればいいと思っている。
尚、ここで言う51%とかは具体的な数字では無くて、平均よりはいいパフォーマンスという意味で、もっと具体的なイメージで言うと、3年で30%UPとか、5年で60%UPというぐらいの感じ。
技術開発には時間が掛かるので、数ヶ月とかの短期の話では無い。
勝率を上げるには5年とか10年の長期投資が有利だと思うが、技術開発には時間が掛かるので、そういう面からも「技術の進歩」に賭ける事と長期投資は相性がいいと思う。
兎に角、自分はそういう投資をする事が多い。
短期で利益を上げようとして目先の人気銘柄に手を出す人は多いようだが、自分はそういう事はしない。
では、具体的にどういう技術に注目して、どういう銘柄を買っているかの話は次回以降にて。
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