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2024年3月25日 (月)

常識が通じない

2024/03/24(常識が通じない)

タイ人と暮らして居ると自分の常識が通じない事が良く有る。
まあ、相手は殆ど奥さんなのだけど・・・。

先日もそういう事が2件有った。

自分の考えでは奥さんが間違っていると思うのだけど、強く否定されると「もしかすると自分が間違って居るのか」或いは「タイと日本では違うのか」と自信がぐらついて来る。

センタンのイミグレでリエントリーパーミットを取った帰り道、タラート・ランムアン(ランムアン市場)でちょっとした買い物をして、元の道に戻ろうとした。


240325a
ランムアン市場から1020号線への出入口

---------- 追記1 ----------

240325d
グーグルマップではこんな感じ(ここを右折の方向指示を出して左折した)

1020号線の中央分離帯が無ければ、右折も左折も可能なので右折の方向指示を出して左折するのは明らかな誤りだけど、ここの場合は左折しか出来ないので「合流」と解釈して右折の方向指示を出して左折するのが正しいのか・・・?。

---------- 追記2 ----------

「停止線が有るか無いかで交差点か合流かが決まる」というコメントを頂いたので、グーグルマップから写真を載せます。
これを見ると、停止線の有無は微妙です。

240325e
右の方に消えかかった停止線が有るような無いような・・・?

---------- 追記終わり ---------------

ランムアン市場から大通りへの出口は図の様にT字路に成っている。
車はの位置で一時停止していた。

ここで運転していた奥さんは右折のウインカーを出した。
家の位置は車の停車位置からは右の方なので、最初奥さんが一方通行を勘違いして右折しようとしているのかと思って、慌てて「左折だよ」「一方通行だよ」と言った(積り)。
(「リアウ・サーイ(タイ語で左折)」「ワン・ウェー(英語で一方通行、タイ人も使う)」と言った)

しかし、「右折だ」と言って奥さんは譲らない。
結局右折の方向指示を出したまま、左折した。

後から「さっきのは左折だったよ」と言っても「右折した」と言い張っている。
図を書いて、「こっちに曲がったでしょ」「こっちは左でしょ」と言っても「右折」だと言い張る。

結局、奥さんが何を言いたいのか分からなかった。
確かに一方通行なのだから、(間違えない限り)左に曲がるのに決まっている。だからいいのか?。
或いは、左折した後、次のUターンの為に車を右側に寄せるので、そこまで読んで右折の方向指示を出したのか?。
(この可能性が強い気がする)
(完全なT字路じゃなくて、合流するような感じなら右折の方向指示でいいと思うのだけど、ここは直角に交差するT字路)
或いは、Uターンして右側に行くのだから、結果的には右折したように成るので右折なのか?。
因みにT字路の場所からUターンが出来る所までは100m程の距離がある。

もしかしたら、タイと日本では方向指示の仕方のルールが違うのか、或いは、自分が日本の交通ルールを勘違いしているのか・・・?。
強く否定されると、ちょっと自信が無く成って来る。
(正しい、交通ルールをお分かりの方が居ましたらコメントで教えて下さい)


車関係の常識では、他にも結構ある。

例えば、ガソリンの補給中にエンジンを切るか切らないか。
大分昔の話だが、ガソリンスタンドで給油する前に、奥さんがエンジンを切らないので、「エンジンを切るように」言ったら、それで大喧嘩に成った事が有る。
要するに「そんな事は必要ない」という話。
まあ、実際、それで直ぐ困る事はないけど、若干の危険はある。
今では、自分が運転していて給油する時、奥さんの方から「エンジンを切れ」と言って来る。

これも昔の話だが、車を始動した時に暖機運転を10分以上していた。20分ぐらいした時も有った。
寒い地域なら分からないが、タイでそんなに長い暖機運転は必要ないと思ったので、「エンジンを止めた方がいいよ」と言ったら怒り出した。
しかし、今では、暖機運転などしなくなった。

まあ、少しづつは進歩しているが、人の話をまず否定するという態度を改めればもっと早く文明に馴染めると思うのに・・・。

自分が運転している時に進入禁止の所を入らなかったら、「何でそこを入らなかったのか」と怒り出した事も有った。
上手く説明出来なかったので、その話はそこで終わったが、後日、お義兄さんが車を運転している時に、同じかしょで自分と同じ様に進入禁止の所に入らなかったら同じ様に奥さんが怒り出した。

お兄さんが自分と違う所は、タイ語でちゃんと説明出来る事と、もっと大きいのは自分より奥さんの信頼がある事。
奥さんはバンコクのお義兄さんの言う事はよく聞くが、自分やパーンのお義兄さんの言う事やお義母さんの言う事は何故か聞かない。
反対意見を言うと怒り出す。

運転関係で、奥さんが怒り出した、という話はもっと沢山あるのだけど、次は所得の話。
これも、自分はタイの状況を把握している訳では無いので、もしかしたら奥さんの話が正しい可能性もあるが、常識的にどうかな~という話。

ランムアン市場からの帰り道、世間話をしていてある公務員の給与の話を奥さんが始めた。
「○○さんは偉くなって、今ではナンバー2に成って給与も上がった」
10人程の公務員が居るとある役所のナンバー2。
その「月給が70万バーツ」に成ったと言う。

いくら高級官僚でも70万バーツと言えば、今のレートだと280万円以上に成る。
タイの公務員の給与体系は知らないが、流石にそこら辺の出張所のナンバー2ぐらいで月給280万円は無い気がする。

それはおかしいと思ったので、ちょっとグーグルで調べて見た↓。


240325c
グーグルで「タイ 公務員 給料」で調べた結果

これによると、最大でも76800+21000=97800バーツ。
700000バーツには遠く及ばない。
700000÷97800=7.16
何か特殊な手当何かで97800バーツよりも多くの所得が有ったとしても、7倍は言い過ぎだろ~。

自分の常識が違っていて、タイの公務員では280万円の月給も有るのか?。
因みに、日本の公務員の最高クラスの年俸では総理大臣が4000万円で、その他の大臣級で3000万円くらいらしい。
それを考えると、そこら辺の役所の上役で年収3360万円は無いと思うけどな~。

これをグーグルで翻訳でタイ語に変換して見せたが、やはり月給700000バーツという主張は変わらなかった。
そんな嘘を友人が付くとも思えないので何かの勘違いをしているのだと思うが、聞き間違えにしてもそんな話を普通信じるか・・・?。

もしかして、自分の聞き間違えかと思って、奥さんに文字でかいて貰った↓。


240325b
月給700000と書いて有る

ちょっとタイ語が変だけれども、大体合っている。

大体奥さんの金銭感覚ってかなりおかしい。

奥さんの話によれば友人の○○さんと○○さんはパンラーンバーツ以上の資産を持っているという。
1パンラーンバーツは(1ラーンが百万、1パンはその千倍なので)1000000000バーツ。
10憶バーツは日本円で40億円以上に成る。
まあ、タイの金持ちはとんでもないお金持ちが多いと聞いているので、あり得ない話では無いが40億円以上の資産持ちがそんなに身の回りに居るのか疑問がある。
確かに皆さんベンツは持っているが、全体的な暮らしぶりを見るとそんなには見えない(それ程面識は無いが、家には行った事がある)。

大分昔の話に成るが、バンコクのお義兄さんがオーストラリアの大学院に特待生で(無料で)進学する、という話が有った。
その時は奥さんの一族にもそういう人がいるのかと思った。
ある時、奥さんの一族(お義母さんと、お義父さんと、自分と奥さんだったと思う)とドライブしている時に、お義兄さんの事を大そう自慢に話して居るのでお世辞で「卒業したら30万バーツぐらいの給料は貰えるようになりますかね」みたいな話を振ったら、「そんなものじゃない、もっとずっと多い」みたいな話で盛り上がった。

自分は当時のレートで30万バーツ=月給100万円ぐらいの積りで、お世辞を言ったのだけど、大学院を出ただけで月給100万円は無いよなと思った。
しかも当時の年収は日本よりずっと低いタイで、いきなりは・・・。

今なら、IT関係とか金融関係とか商社なら、少し経験を積めば有るかもしれないが・・・。

基本的に、「社会」というものを分かってない能天気な人達だと思った。

因みにこの話の落ちは「お金が無いので留学できない」という事だった。
最初は特待生で(?)無料で行ける、という話だったハズだが・・・?
自分の都合のいいように考える、おめでたい一族だった。

自分は(お兄さんがオーストラリアで留学するという話だったので、先にオーストラリアを見せてあげようと思って)家族でのオーストラリア旅行の時、通訳兼でチケット代とホテル代を出して招待したのだけど、話が違った。

それでも、このお義兄さんは奥さんの一族の中ではバンコクで会社員をしている事もあって、一族の他の人達よりは常識の有る方だと思って一目置いていた。
しかし数ヶ月前にやっぱりタイ人だ、と思わせる事件が有って今回の4月1日からの帰国に一緒に来るという話も有ったのだけど、差し障りの無いように丁寧にお断りした。


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タイ人気質&おバカなタイ人」カテゴリの記事

コメント

ウインカーの件は、地図では直角になってますけど、
もしかしたら実際は斜めに進入するようになってなかったですか?

それなら日本でも角度によって迷うところですね、
高速の進入時みたいな角度なら右ウインカーだし
全くの直角なら左ウインカーでいいと思いますけど。

デカチンコ様、コメントありがとうございます。

本文中にグーグルマップを追加しました。
確かに、完全な直角では無いですがほぼ直角。
助手席に座っていた自分からは直角と感じました。

まあ、中央分離帯(草花の植え込み)が有るので、一方通行の道路との交差でなので、左折に決まっているのですが。

タイ人は一度自分がきめたら絶対に間違いを認めないし意地をはりつづけるところがありますね。

しん様、コメントありがとうございます。

チェンライの邦人(高齢者)にも割と居ます。
明らかに間違いを指摘しても屁理屈で言い作ろうとする方も居ます。

タイ人の女性がそれ以上に困るのは「怒り出す」ことです。
もう事実を知ろうとしない。こちらの話を聞こうとしない。話し掛ければ逆上する。
怒って押し通せばいいと思っているらしいタイ人の女性は多いみたいです。

通りすがりです。
このT字路合流ウィンカーですが、日本国内では正解は左です。
※なんかちょっと前に良くこの話題がテレビでやっていた。

タイ人は右から来る車への注意だから、右に出すという人がいますが、様々ですよね。

自分は左派です。
まぁ、自分勝手な国ですから、ぶつからなければ何してもいいのかなと思います。

バンナの狩猟民族様、コメントありがとうございます。

「自分勝手な国だから、ぶつからなければ何をしてもいい」というところはありますね。
自分のミスを自分から「マイペンライ(問題無いね)」という人達ですから。

この場合は、大通りが一方通行なのでウインカーを出しても出さなくても構わないのではないか? 一方通行ではない場合は、後続車、本線上の車への合図として左へ行くなら左ウインカー、右へ行くなら右ウインカーでしょう。
しかしここはタイ、警察車両でさえ路側帯を平然として逆走をしてくるし、物売りバイクはよたよたしながら逆走、次々にバイクが逆走、挙げ句の果てに反対側駐車もあちこちに。
奥さんが無茶苦茶な通行ルールールを主張して譲らない原因は、ここはタイ国、タイ人だからでしょう。わははは。
因みに私の妻は、実地試験の無い時期に法規テスト合格のみで免許取得したのですが、交通マナー、ルールをきちんと守り、テクニックも抜群ですが、ウインカーの出し方はやはり変な時がありますし、頑固で他人の言葉には耳を貸しません。タイ人妻です。

コメントありがとうございます。

タイ人を良く知っている方のコメントと理解しました。

車やバイクのウィンカー(方向指示器)は教習所で自分の進む方向を周りの車に教えて事故を防ぐためと教わりました。なので先ずは左にハンドルを切って左に行くのですから、ウィンカーは左ですよね。。タイの人は自分の過ちを認めませんし、直ぐに他人のせいにしますよね。もう慣れましたので面倒くさい事は「ハイ、ハイ」で聞き流しています。
そしてタイの方は他人の家の懐事情が大好きですよね。聞いても左から右に聞き流しています。自分にとってはどうでもいいことですし。。

よっちゃん様、コメントありがとうございます。

やはり左折ですからウインカーは左ですね。
車の関係は事故の可能性を考えると、全く好き勝手にさせるというわけにもいかないです。
実際、大事故はないものの、奥さんは結構事故を起こしてます。
奥さんの一族もよく事故を起こしてます。
注意力が散漫な一族なのか、乱暴な一族なのか・・・?。

外貨を稼ぐために開国して、外国人を受け入れているけど、文化、風俗風習は、タイ独特のものがあるように最近は感じています。特に女性の感覚はかなり特異ですね。

コメントありがとうございます。

日本人とタイ人以外はよく知らないですが、確かに日本人とはかなり違いますね。
結婚した当初は、少しずつは日本人に近付いてくるかも、或いは、日本人の考え方を理解するかも、と思いましたが何十年経っても変わらなかったです。

こっちは、かなり相手に合わせるように成った(ダメさ加減に呆れて、どうしようもない人達と感じる様に成った)と思いますが。
特に、欲張りと無知は治らなかったです。
タイ人でも、ある程度の教養のある家庭で育っていれば違うかもしれない気がしますが・・・?。

停止線の有無で判断します。停止線があれば交差点ですから左折ウインカー、停止線が無ければ合流ですから右ウインカーですね。日本の話ですが。

コメントありがとうございます。

停止線の有無で交差点か合流かと言われると微妙です。

グーグルマップの写真を1枚追加します。

コメント失礼します
正しいかどうかは別として、私もあそこで左折から右のUターン車線に入る場合、状況にもよりますが 本線合流前に右折のウインカーを出す事は多いです。理由は後続の(もしくは合流前の道路が若干広いので並列して本線に合流しようとする)車やバイクが 停止位置や左折後 右外から被せて来て事故になるのを防ぐためです。言ってみれば「こちらは左折してから右側のUターン車線にはいります」と言う意思表示の様な感じでしょうか。左折後Uターンの車列が長い場合は特に注意しています。
まあ法的には 左ウインカーを出して本線に出て その後右ウインカーを出してUターン車線へ、だとは思いますが。

コメントありがとうございます。

そういう感じは確かにありますね。
特に、Uターンの車列がT字路近くまで伸びている時は、左折して直ぐに右に寄せなけばならないので、その場合は右折の方向指示は有効だと思います。

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