物々交換
2024/06/25(物々交換)
もうそろそろパーンの家のマンゴー(マムアン)の収穫時期は終わり。
まだ最後では無いが、昨日、奥さんがパーンの家から沢山のマンゴーを採って来た。
全部で40個ぐらい。
パーンの家から採って来たマンゴーの一部
しかし、我が家で消費出来る分は限られている。それに多少飽きているのでそんなにマンゴーばかり食べられない。
奥さんは勿体ないと思っているらしく、近所の人や知り合いに配りまくっているが、受け取る方もそんなにマンゴー何て欲しくない、と思っているかもしれない。
実際、「○○さんはマンゴーは要らないと言っている」という話をしていた。
自分にも「○○さんの所へ持って行け」とよく言って来るが、今の季節、チェンライでマンゴー何て珍しくも無いので、シーズンに1回ぐらいは持って行く事も有るが大概は「要らない」と言って断っている。
住宅団地の守衛さん(ヤーム)はマンゴーの引き取り手の大口らしくて、今回も20個ぐらい持って行ったらしい。
1人5個ずつで4人に配ったと奥さんは言っていた。
今朝、玄関のチャイムが鳴った。
奥さんはまだ寝ていたので自分が出たら、守衛さんがビニール袋を抱えていて立って居た。
(余談)
チェンライではチャイムのある家は珍しいと思う。
パーンの家の辺り(村)ではチャイムの有る家は殆ど無かった。
市内のコンドーにもチャイムは無かった。
因みに、玄関に表札の有る家も少ない。
(そんなに観察して居る訳ではないのでもしかしたら自分のリサーチ不足かもしれないです。間違っていたらコメントで教えて下さい)
ビニール袋の中には竹の子が3個。
どうやら、マンゴーのお返しらしい。
結果として物々交換?。
友人の家で竹の子が沢山採れるのでそれを持って来た、という事らしい。
守衛さんから頂いた竹の子
ちょっと立派過ぎる気がする。
もうちょっと若い方が美味しい様な気がする。
この竹の子も2個は誰かに上げたらしい。
残った1つをどうやって食べるか、分からないらしくて「茹でればいいんじゃない」と言ったが、「やってくれ」と言われた。
自分だって、竹の子を料理(?)した事は無い。
(追記、2024/06/25 タイ時間の23:00頃)
(ユーチューブを見て塩水で茹でて、その後、水を切って新たに味醂や砂糖、かつ節を加えて茹でたが苦過ぎて美味く出来なかった)
(多分、あく抜きの失敗とか、料理の失敗というよりは元々の苦みがどうしょうもないレベルだった為だと思う)
(追記)(後日、奥さんが竹の子を上げた人に「苦く無かった?」と聞いたらしい。他の2つは苦く無かったらしい。家に残した竹の子は写真左の一番立派な竹の子で、やはりこれは大きく成り過ぎていたらしい。まあ、上げた竹の子が苦く無くて良かった)
パパイヤ(マラコー)とか、ドラゴンフルーツ(ケーオマンコン)とか、パイナップル(サパロット)とか、リンチー(ライチ)とか、バナナ(クルアイ)とかは、よく上げたり貰ったりする。
こういうのは如何にもチェンライの田舎、という感じがする。
タイ人て(特に田舎の人達って)何かを貰ったり上げたりするのが好きらしい。
もしかして奥さんだけ特別なのかとも思うが、日本の空港で凄い数のお土産を買っているタイ人を見ると、この考えは間違ってないと思う。
自分などは空港で凄い数のお土産を買っているタイ人を見ると「何だこの人達、バ○なのか?」と思う。
タイのマーケット(BIG-Cなど)でも栄養ドリンクなどをセットにしたギフト品コーナーにかなり広いスペースがとられていたり、お供物のコーナーも1年中広いスペースがとられているのを見ると、やはりタイ人って贈り物のやり取りの好きな人達なのだと思う。
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過日の、NHKの英雄達の選択で「藤原道長」がどうやって栄耀栄華を極めたのか、について喧々ガクガクとやっていました。
一つには道長が全方位で気を遣うたちであり、召使いにまで(厠掃除専担にまで)贈り物をしていたことがあったそうです。(道長の日記には、いつ、誰に何を贈ったのかが詳細に記録されているそうです。)
戦国武将、例えば織田信長も”贈り魔”だったそうです。それから加賀で繁栄した前田家もせっせと徳川家に贈りものをしていたとも。
どうも贈り物とは、日本の場合、打算そのものようにも思えます。
投稿: P | 2024年6月26日 (水) 10時30分
P様、コメントありがとうございます。
日本の大人の場合はそういう損得の計算で贈り物をする事が多いかも知れないですね。
タイの場合もなにがしかの見返りを期待する事が多い気がします。
珍しい物やいい物が手に入ったから(或いは手に入るから)親しい人にも分けてあげようというのは自然な発想で悪いとは思いませんが、タイ人のお土産の様に10個とかそれ以上のお土産を買っているのを見ると、「何か品がないな~」と自分は感じます。
1つの例が、家の奥さんで日本に来た時は、兄弟全部と隣近所、友人の分のお土産を買って行きます。
食品類などは買い過ぎて配る相手が見付からず、賞味期限ぎりぎりに成って家で食べたり、誰かに上げたりしています。
4月に日本に旅行した時に奥さんが買ったお土産がまだ残っていて、そろそろ賞味期限切れに成るので慌てて兄弟の家に持って行ったり、バンコクまで持って行こうとしています(今日、奥さんと一緒にバンコクまで行きます)。
自立している個人間では贈り物のようなものは「そんなに」要らないと思ってます。
(逆に言うと、「少しは」有ってもいいと思います)
投稿: 迷人 | 2024年6月26日 (水) 13時09分
風が吹くとマムアンがトタン屋根に落ちうるさいが翌朝拾いに行くのが楽しみです
投稿: しん | 2024年6月27日 (木) 12時57分
しん様、コメントありがとうございます。
トタン屋根に落ちるぐらいが丁度美味しい時ですかね。
早く取っても暫く置いておけば、黄色く成って来て甘く成りますが、木で黄色く成った方がより甘くて美味しい気がします。
投稿: 迷人 | 2024年6月27日 (木) 14時38分
前回滞在した宅でも、しょっちゅう物々交換が行われていました。
日本と比べて親戚付き合いが密なんですね。
おかげでフルーツには不自由しませんでした。
投稿: zurru | 2024年7月12日 (金) 15時00分
zurru様、コメントありがとうございます。
物々交換はいいですが親戚付き合いが密なのは一長一短です。
自助努力をしようとせず安易に親戚に頼ろうとするところはいいとは思いません。
投稿: 迷人 | 2024年7月13日 (土) 12時59分