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2024年7月27日 (土)

高齢者の免許更新

2024/07/09(高齢者の免許更新)

日本の自動車運転免許(普通免許)の更新をして来た。

ただし、今回は「高齢者」という事で今迄と違う手順に成った。
今の運転免許の制度上、高齢者には70歳以上と75歳以上の2種類あって自分は次の誕生日で73歳になるので70歳以上の高齢者に該当した。
75歳以上の高齢者は認知症の検査(試験?)が有るらしいが、70歳以上ではそれは無い。
ただし、自動車教習所に行って実技を含む高齢者講習を受けなければならない。


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高齢者講習を受けた武蔵境自動車教習所 2024/07/01 撮影

最初に「免許証更新のための講習のお知らせ」というハガキが自分の日本の住所宛に届く。
(海外転出者の場合はどうなるかは知らない)
ハガキには「このお知らせは有効期限の約190日前に発送しています」と書かれていたので多分1月末頃の自分がタイに居る時に届いた物だと思われる。

今年の1回目の帰国は4月1日~4月25日だった。
正確な日程は忘れたがタイに戻るちょっと前、多分4月20日頃に自動車教習所のホームページをネットで開いて高齢者講習を7月に予約しようとしたが(自分の家から比較的近い)武蔵境自動車教習所はまだ7月分は受け付けていなかった。

自動車教習所の予約はタイから6月4日にネットで行った。
割とどの日でも空いていた。予約は7月1日(誕生日の約1ヶ月前)とした。
ネット予約なので日本でもタイでも予約の操作は同じ。

因みに、タイから日本の何かの予約をネットでする事はたまに(年に数回)有る。
例えば日本で治療している眼科の予約をタイからネットでする事はよくある。

大昔(約20年前)、タイから国際電話で何かの問い合わせをしたり、予約をした事も有ったが、電話代の心配とか大変だったが今は色んな事がネットで出来るので、タイに居るというハンデはその点では大分改善された。
(友人との連絡も殆どLINEで日本に居る時と変わらなく出来るように成った)


日本には6月27日に帰国して、7月1日に武蔵境自動車教習所へ高齢者講習を受けに出掛けた。

講習は運転適性検査(夜間視力・動体視力等の検査)、講義(座学)、実車指導、の3つで大体2時間ぐらい。

因みに、夜間視力・動体視力とも70~74才としては「優れている」で合格だった。
視野は緑内障で元々悪いのは知っていたが一応問題無く合格基準に達していた。


240727g
視力検査の結果

視野は普通よりやや悪い(特に左目)。
動体視力と夜間視力は良かった。


合否の判定があるのは視力に関するものだけで、座学はテレビを見て講師が話して居るのを聞くだけ。
実車指導もオートマチック車で教習所のコースを指導員の言うとおりに運転するだけ。
S字とか車庫入れとか難しい(?)ものは無いし、合否の判定とかも無いので気楽に運転しただけ。

まあ、普通の人なら全然問題ない。

余談ですが、自分が免許を取った時はマニュアル車で、その扱いにちょっと苦労したが、今はオートマチック車でより簡単に成っている。
で、あと15年とか20年後は運転の自動化が進んで、自動化限定免許とかが簡単に取れる時代が来るかもしれない。
自動車教習所も教える内容がもっと簡単に成るとか、極端に言うと実技試験が無く成る何て事も有るかもしれない。
(そうしたら、自動車教習所のコースが必要なく成るかも)
(免許自体が不要に成るというのは、もう少し時間が掛かる気がするが、それもあるかもしれない)

もう一つ思った事。

高齢者講習を受けるには「免許証」を持って来るようにと(何処かに)書いて有ったが、持って来なかったご婦人が居て、何度も何人かの係の人に文句を言っていた(かなりしつこく色々言っていた)。

大体、こういう所に来るのに免許証を持って来るのは常識だと思うが・・・。
まあ、仮に忘れたとしても「ごめんなさい、忘れました」と普通の人なら素直に言うと思うが、全く非を認めないというのは、ちょっと問題アリな気がした。

見た目は普通の品の良さそうなご高齢のご婦人だったが、こういう人がブレーキとアクセルの踏み間違いをしたら「ブレーキを踏んだのに止まらなかった」と言い張るのだろうな~と思った。

やはり、高齢者の認知症検査は必要だね。
(まあ、自分がたまたま事故を起こしてないだけで、「高齢」というのは運転能力への影響は大きいと思う)


一応、問題無く「高齢者講習」を終えて、「修了証明書」が貰えたので、次は、「運転免許更新センター」へ行って免許証の更新。


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免許の更新に必要な各種書類、2024/07/09 撮影

左、運転免許取得者等教育(高齢者講習同等)修了証明書
  自動車教習所で貰った修了証明書

右上、旧免許証
  後ろにパトカーが居るのに気が付かなくて、信号待ちの時に着信音が鳴ったのでスマホに出たら捕まったので、ゴールドじゃない。
  今回からはゴールドに成った。
  ただし、3年後には75歳を超えるので、認知症試験を受けて免許を再更新しなければならないので新しい免許証の期間は3年。

右下、運転免許証更新のお知らせ
  6月末頃に届いたらしい。
  運転免許の更新可能期間は誕生日の前1ヶ月と後1ヶ月なので、誕生日の1ヶ月ちょっと前に届いていたハズ。


運転免許更新センターに行って更新するのは更新可能期間内ならいつでもいい(休日を除く)。
事前の予約とかは要らない(高齢者以外は事前予約が必要になったらしい?)。
杉並の家からは新宿の東京都庁にある、運転免許更新センターが一番便利なので7月9日に行った。


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東京都庁



240727c
東京都庁第二本庁舎入口

ここの2階に「運転免許更新センター」が有る。


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都庁第二本庁舎1階

警備用のロボットが居た。
空港などで見掛けるものと同じ様なものかな?。


240727e
警視庁新宿運転免許更新センター 2024/07/09 撮影

以上で、3年ゴールドの運転免許は無事取れた。

因みに、高齢者講習が7000円、免許の更新が2500円。

自分はこの後、11月頃に国際運転免許証の更新もしなければならない。


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日本に帰国中の出来事」カテゴリの記事

コメント

自動運転は15年はかからないと思います。
既に実用化レベルになっているし、あとはコストと法整備ですね。
AI関連の技術の進歩は想像よりも早くて驚きます。

デカチンコ様、コメントありがとうございます。

飲み会の時にこの話をしたら15年はかからないという意見もありました。
まあ分からないです。
高速道路とか基幹道路の自動化は早い気がしますが、田圃道のような所まで完全に自動化出来るのは少し時間が掛かるような気がした事と、法的に今の免許制度を変えるのには交通事故の可能性を考えると国民全体の納得が得られるのに時間が掛かりそうな事、自動化運転技術が確立してもそういう車が普及するには5年ぐらいは掛ると思った事です。

あと、無免許でも車の運転が出来ると成ると、認知機能や視覚障害、運転に適さない身体障害のある人も車の運転をする可能性がある分けで、そういう人が暴走するのを防ぐことが出来るのかという不安があります。
自動運転限定免許はそういう適性を調べる試験とか、一定の車に関する知識・法的知識の有無を調べた後に、合格者に運転を認めるという制度に成るような気がします。

おはようございます!

私はある時期に日本の免許が切れて、その後復活させなかったので、日本の免許更新事情はほとんど知らないんです(*^^*)。

それで①日本でもちゃんと適性検査するんだ!、というのと②免許更新、試験場じゃなくて、教習所なんだ!という辺りにちょっと驚きました。

高齢者の運転は危険だけど、公共交通機関も減便とかでますます足がないことを考えると、高齢者でも操作できる自動運転の乗り物が早くできてほしいな、と切実に思います。

かりびー様、コメントありがとうございます。

免許の更新自体は免許更新センターです。
(高齢者に限り)教習所で発行される「高齢者講習修了証明書」が必要と成ります。

タイの場合は(特にチェンライの様な田舎では)車を運転出来ないとかなり不便です。

実は、自動運転システムがどういうものに成るのか良く分かりません。
車に設置された機器だけでいいのか、道路側にも何らかの機器が必要なのか・・・?。
例えば、タイでは信号の有る交差点で、左折可の所と不可の所が有りますが、それをどうやって判定するのか・・・?
今の信号の色を車のセンサーが読み取る事は出来ると思いますが、チェンライの場合は割と停電で信号が機能して無いとか有るので、そういう時どおするかとか。
(まあ、手動モードとかの対応に成る気がしますが、その場合、運転者の運転技術とか法的知識とかもある程度必要に成るかと?)

まあ、多分、残念ながら自分の生存中には完全自動化のシステム(無免許でも運転可のシステム)はタイでは普及しそうもないと思ってます。
将来は無人化したグラブタクシーが呼べて、何時でも何処でも好きな所に移動できる様に成ればいいな、と思ってます。
その前に、酔っ払いでも運転できるように成ればいいなと思ってます。

ケロッピー様、コメントありがとうございます。

ご指摘の箇所は訂正いたしました。
麻雀で言えば大チョンボですね。

無人グラブタクシー案は、是非とも早期に実現願いたいですね。

zurru様、コメントありがとうございます。

電車などの公共交通機関が発達してないタイ(特にチェンライ)では、何かするのに「足」が無い事がネックになる事が多いので、簡単に使えるグラブタクシーのようなものがあると、画期的ですよね。
グラブタクシーが普及した事でかなり便利には成りましたが、我々外国人にはちょっと使い難いです。
完全自動化には道案内機能も含めてまだまだ技術革新が必要だと思いますが、将来的には必ず実現すると思います。
ただ、自分の生存中にそれが実現するか否かは・・・。

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