行政の簡素化を望む
2024/11/09(行政の簡素化を望む)
帰国した時の郵便受けに「物価高騰対策 くらし応援事業 東京都」というのが入っていた。
1万円分の商品券とかポイントが貰えるらしい。
対象としてはJCBギフトカードとかQUOカード、dポイントとかPayPayマネーライトとか楽天ポイントなどの他に10種類ぐらいの商品券やポイントがある。
手続きの有効期限は今年の年末まで。
折角なので手続きを試みた。
商品券がいいと思ったが、商品券が郵送で送られて来た時に受け取れるか、という問題がある。
単に郵便受けに入るだけならいいが、サインや印鑑を押さなければならない場合、帰国中なら受け取れるがタイに行ってしまえば受け取れない。
問い合わせ窓口の電話番号が書いて有ったのでそこに問い合わせたら、申し込みから受け取りまで5週間ほどかかると言う。
しかも受け取る時にサインの必要な郵便。
自分は11月21日にはタイへ行ってしまう予定なので、これでは受け取れない。
ポイントならネットで申請すれば直ぐに(或いは、短期間で)受け取れると思ってdポイントで受け取る事にした。
dポイントで受け取る手続きの第一段階は「くらし応援事業」のサイトで簡単に出来た。
(dポイントには既に会員登録してある)
しかし、それはdポイントで受け取る申請をしただけで、その次に「ギフトID」なるものを受け取らなければならない。
それも発行まで5週間ほどかかるらしい。
ネットで申請したものの承認に5週間もかかるというのが、如何にもお役所仕事らしい。
12月15日~20日ぐらいにもう一度「くらし応援事業」のサイトに入って「ギフトID」を受け取ってからdポイントのサイトで10000ポイントを受け取る手続きが必要らしい。
まあ、5週間後でもタイでネットでやればいい。
そう思った。
しかし、ここでまた問題が発生。
窓口の人が言うには「海外からはギフトIDは受け取れない(かもしれない)」。
「(出来るか出来ないか)分からない」とも言っていたが、そういう例が有ったらしい。
もしかしたら、年内にもう1回帰国するかもしれないが、帰国しなければ受け取れない可能性が高い。
(注)(別件でちょっと厄介な問題が持ち上がって、今回の帰国中の11月21日までには対応出来そうもないので、年内にもう一度帰国しなければならないかもしれない)
まあ、(日本とタイの)2拠点生活というのも色々面倒くさい。
これは個人の問題で行政の責任ではないが、行政の非効率が障害となる事も有る。
少し意味が違うが、郵便受けに国からの「返還金の申請書」が届いていて、僅か1700円だったが、この申請も行った。
(送られて来た振込先の指定用紙に、銀行コードや支店番号、口座番号、受取人氏名等を記入して、印鑑を押したものを返送した)
これも、この1700円の為に、それにかかった役所の事務作業とか個人の負担とか大きい。
勿論、過剰に支払った分は返還してもらわなければ困るが、何でもかんでも税金を取り過ぎているという問題もある気がする。
ついでに言うと、さっきの「くらし応援事業」の10000円も商品券やポイントではなく、10000円の銀行振り込みの方が余程スッキリするし、手続きも分かり易い。
(銀行振込なら不在で受け取れない、という事も無い)
まあ、商品券やポイントの方が消費に回り易いという理由もあるとは思うが、そんな小手先の対応で役人や個人に余計な手間をかけるメリットはそんなに無いと思う。
事務の簡素化・効率化という事を役所や政治家は考えるべきだし、国民は補助を出してくれるのがいい政治家などとは考えない事が肝要だと思う。
最近は「ネットでやれば効率的」みたいな考えがあるが、今回の「くらし応援事業」などは、全然効率的ではなくて却って作業を複雑にしているだけのような気がした。
そもそも、税金等で国民から徴収したお金を再び国民に配るなどという事自体が非効率の極みで、そんな事なら初めから税金を10000円分安くしろよ、と言いたい。
災害など不可抗力によるものに対する支援や、学生や子供など日本の将来に関する支援、などの補助金はあっても良いかもしれないが、政治家や役人の人気取りのためのバラマキは止めるべきである。
写真が無いのも寂しいので↓。
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コメント
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定額減税(10000円x(本人+扶養家族数))は受給されましたでしょうか?(年金収入のある方だと、支払通知書にわかりにくく注記されています。)
住民税非課税世帯の場合だと、たしか、給付金が交付されるのではなかったかと。
<東レ> よかったですね。
今回の中間決算発表では減収、減益企業が目立つ中、名門企業の大復活の第一歩でしょうか。(業態として、5000億円/年の純益は軽く稼いでもおかしくない事業体ではないでしょうか?炭素繊維とか膜とかの販売先に名うての買い叩き企業が並んでいるのがネックになっているのでしょうか。)
投稿: P | 2024年11月 9日 (土) 09時37分
P様、コメントありがとうございます。
「定額減税」の件は調べましたが良く分かりませんでした。
まず、今年の分の「支払通知書」が紛失していて確認が取れませんでした。
8月15日付けの「年金振込通知書」には「個人住民税は、10月に支払われる年金で特別徴収される税額から、受給者本人および扶養親族等1人につき1万円が控除されます」と書かれてありましたので、Pさんの言われる「定額減税」はこの事だと思いますが、控除額の確認はしてません。
東レは早く1000円を越えて欲しいです。
追記。
自分のメモをここに書かせてください。
不在の為提出が遅れた事なども有って、年金ダイヤル(0570-05-1165)に問い合わせをしました。
(今日は運良く第2土曜なので年金ダイヤルが繋がりました。
① 10月31日が期限の「扶養親族等申告書」を11月4日に提出したが問題無いか?。
→ まだ記録されてないがこのぐらいに届けば問題無い。処理の遅れも無い。
→ もし届かないとか、不都合が有れば、その連絡が来る。
② 「生計維持確認届」が2通来ていてまだ提出して無い。今直ぐ提出すれば問題無いか?。
→ 「提出期限が8月31日」のものと「お早めにご提出ください」の2通あって、どちらか一方を提出すればいい。
→ 次回の支給には間に合わない可能性もあるが、その場合、次々回には遡及して支払われるので損をする事は無い。
③ Pさんご指摘の「定額減税」の件。
→ 特に申請は必要ない、という話だった。自動的に定額減税はされるらしい。
以上。
まあ、年金の関係も払われたり減額されたり面倒臭いが、窓口の担当者の対応は分かり易くて良かった。
投稿: 迷人 | 2024年11月 9日 (土) 09時38分
こんにちは。私も行政の効率の悪さはにはあきれています。年金の振込先銀行の変更手続きして、それが振込時反映されるのは次の次のまでかかった。楽天証券の場合はネットで振込銀行の変更をし翌日から反映されるのに。行政のネット手続きはどれも面倒くさいし効率的でもない。昔第三セクターち勤めていた時、役人の発想は予算を使い切ることで、効率をあげて人員が少なくなる方法を提案したら、来年からその分予算が削られると却下された。オーストラリアの何処かの州か市で行政の仕事を民間に委託したら30%の予算で済んだって記事を読んだことある。
投稿: Koji | 2024年11月 9日 (土) 11時48分
Koji様、コメントありがとうございます。
役人は自分の権限を増やしたい、仕事を大きくするのが手柄、みたいな感覚がある気がします。
政治家も補助金を取ったら自分の手柄みたいな感覚があるのだと思います。
なので、不要な仕事がどんどん増えて行ってその結果財源が足りなくなるから税金が増える。
国全体としての効率が悪く成る。
そりゃー、補助金をくれるなら個人としては貰うが、大きく見れば、決して得をしている分けでは無い。
その辺は誤魔化されないようにしっかりと監視する必要があると思います。
といっても、自分はせいぜいブログに書くぐらいですが。
投稿: 迷人 | 2024年11月 9日 (土) 15時03分
ボクの説明が不適切でした。お詫びします。改めて整理させていただきますと:
① 定額減税は4万円/人(所得税3万円/人 住民税1万円/人)
② 所得税減税は6月年金支給額で控除 住民税は10月。
③ いずれも手続き不要。
(説明(年金振込通知書の脚注)が極めて分かりにくいので、当局に照会しました。また、最終的には年度末の源泉徴収票に定額減税額がはっきり記載されるので、それを見てほしいとのことでした。)
投稿: p お詫びします | 2024年11月 9日 (土) 17時36分
P様、度々のコメントありがとうございます。
所得税と住民税のそれぞれに定額減税があるのですね。
まあ、税金の問題は分かり難いです。
自分など根本的な問題として、確定申告した方が有利なのか、源泉で取られたままの方がいいのか、計算出来ないです。
昔は確定申告して総合課税にしたら還付金はありましたが、見かけ上は所得が上がるので、その分健康保険料が上がってどっちが得か結局分かりませんでした。
今は面倒なので源泉課税でやってます。
また、健康保険料が5万円/月、ぐらい取られていて勿体ないので杉並区民から海外に転出した事もありましたが、証券会社から手続きが大変なので住民表を戻して、と言われて杉並区民に戻しました。
(この頃は何故か健康保険料が高かたです、今はそんなに取られてません)
当然、健康保険料は取られる様に成りましたが、今の家に継続的に居住している事に成って、父が他界した時に居住している住宅の控除みたいのが有って、その分の相続税が安く成った事も有ります。
素人にはどうすればいいかの判断は難しいですが、かといって税理士に頼むのもその分の費用が掛かるし、やっぱり分かりません。
基本的に日本は税金を取り過ぎだと思います。
タイの場合は車の取得にかかる税金が高いのがネックですが・・・。
投稿: 迷人 | 2024年11月 9日 (土) 18時18分