日本への家族旅行の手続きが複雑すぎる件
2025/01/29(日本への家族旅行の手続きが複雑すぎる件)
この記事は1月22日~23日に下書きをして、今日(1月29日)までの情報を付加して書き上げました。
毎年4月は家族を連れて帰国しているが、今回は日本で色々用事が有るので1人で帰国しようかと思っていた。
家族が居ると(特に奥さんに)色々気を使わなければならないし、ちょっと気に入らない事があると直ぐに怒り出すのでそうならないように周到に準備をする必要が有る。
まあ、分かり易く言えば「甚だ足手まとい」。
しかし、チェンマイで大学生をやっている娘の長期の休みが3月末~6月中旬頃なので、この時期を逃すと日本での長期滞在は難しい。
まあ、もう一回10月(?)頃にも比較的長期の休みが有るので、出来ればそこの方がいいかな、とも思った。
(奥さんは特に時期には拘らない事が多い。「娘も行く」と言えば一緒に来る。別にソンクラーン中でも日本に遊びに行く方が優先される)
で、毎年この時期に日本に連れて行っているので、娘にメールして聞いてみた↓。
中略
緑の部分は1月20日に私→娘
白の部分は1月21日に娘→私
1月22日に来た回答
やはり行きたいらしい。
・・・まあ、しょうがない・・・
チケットの日別の価格表を見て大体の目星を付けた。
チケットは買うのが遅く成ればなるほど高くなる傾向があるので、取り敢えず行き(バンコク→東京)の便だけ3人分取ってしまおう。
で、そこで気が付いた、チケットのネット予約にはパスポート番号の入力が有る。
しかし、奥さんのパスポートの有効期限は昨年の12月で切れているので、現時点でパスポート番号が無い(パスポートが無い)。
娘のタイパスポートも同様。
以前もパスポートの切り替えの時期と重なって「どうしようか」と思った事が有ったが、その時は仮の番号を入力して置いて後から訂正した。
今回も多分同じで出来ると思ったが一応、航空会社にチャットで確認した↓。
航空会社とのチャット
○仮のパスポート番号と適当な有効期限を入れて予約は出来る
結果、以前と同様に仮の番号でチケットを購入して置いて、後から正式な番号に変更出来るらしい。
今月中にもチェンライの(センタンの)イミグレ(タイ人用の事務所と外国人用の事務所は別)に行って奥さんのパスポートを更新するのはそう難しくない。
これで、(タイ人の)奥さんのチケット問題は解決した。
もう一つ、今回の帰国は日本の滞在期間15日以上を予定しているので、奥さんに関しては日本入国VISAが必要と成る。
(現時点でタイ人のVISA無し日本滞在は最大15日。それ以上の滞在には事前のVISA取得が必要)
奥さんのVISAはもう30回近く取っていて(結婚して22年、最低、年に1回は日本に入国している)(年に2~3回の年も有った)、諸条件も変わってないので、申請さえすれば問題無くVISAは取れると思われる。
後は娘をどおするか。
娘のタイパスポートも有効期限は奥さんと同じなので、有効期限は昨年の12月で切れている。
まあ、これは娘にチェンマイでやらせればいい。
問題が有るとすれば居住地がチェンライかチェンマイかの違いが有るかもしれないが多分問題無い。
万一、チェンマイでは出来ないと成れば、チェンライに遊びに来た時についでに更新すればいい。
娘の2国籍の事も(今回は)タイでは問題にならないと思う。
余談。
以前、4月からの娘の日本留学の話が有ったが、日本国籍を持って居るというのも「留学」には障害となったらしい。
そんなに「何が何でも留学する」という事では無かったので、深くは検討してない。
しかし、娘の日本のパスポートを見て問題に気が付いた。
娘の日本パスポートの有効期限が今年の2月18日に成っていた。
通常はタイの入出国はタイパスポート、日本入出国は日本のパスポートでしているが、その日本パスポートの有効期限が今回帰国する時点では切れている。
・・・さあどうしよう、困った?・・・
ここで考えた手は3つ。
① タイパスポートで日本への入出国を行う。その為には娘のVISAも取る必要がある。
② チェンマイ領事館で日本のパスポートの更新を行う。
③ 有効期限切れの日本のパスポートで入国して「ゴメンね」「気が付かなかった」とか「え、ダメなの?」ととぼける。
まあ、③は危険が大きすぎて論外だが、自分は①なら問題無く出来そうだと考えた。
(日本の)パスポートの更新は日本に入国してから新宿のパスポートセンターで行えば簡単。
しかし、①でもちょっと引っかかる。
で、念の為チェンマイの領事館へ聞いてみる事にした。
チェンマイ領事館への電話は052012500で出来る。
ここは日本語対応も選択出来、タイ人の職員(?)が応対してくれるが日本語も普通に通じるし、話す内容も的確なので困った時に結構役に立つ。
結果。
「2国籍者の日本入国は日本のパスポートでしなければならない」という事だった。
なので、残された選択肢は「チェンマイの領事館で日本のパスポートの更新を行う」の一択。
この場合、パスポートの有効期限内ならば必要書類は申請書と今の日本のパスポートと、タイのパスポート或いはタイの身分証明書。
あと、写真(?)。
申請書は書かなければならないが、基本的に必要書類は揃いそう。
申請は代理人(例えば私)でも構わないが申請書にサインはいるとの話。
2月15日(?)にチェンマイ領事部のチェンライへの出張サービスが有るが、娘のサインが無いので、やはりチェンマイへは行く必要がある。
(娘のパスポートは今チェンライにあるので、それを渡さなければ娘1人では申請書類が揃わない)
いずれにしても奥さんのVISA申請は本人が出向く必要があるので、2月の初め頃には2人で(私と妻で)チェンマイに行く事に成る。
尚、2月18日を過ぎると(パスポートの有効期限が切れると)パスポートの申請には戸籍謄本か住民票(領事館の係の人に聞いたのだけど詳しくは忘れた)が必要に成るので(日本から取り寄せるか取りに行かなければならない)、パスポート更新の難易度が増す。
という事で、これからやる手順を①~⑫に纏めると。
① 妻と娘のパスポート番号に仮の番号を入れて行きのチケットを3人分取る。
ここで、心配な事はカードを使う時に予想外の入力要求が来たり、何らかの理由でカードがエラーになる事が過去にたまに有った事。
追記。
予想通りというか、やはり1回目の手続きはカードがエラーのような扱いに成った。
チケットの購入条件を全て入力して最後の支払いの所で、セキュリティコードの入力要求が来て、メールにセキュリティコード6桁が送られて来たのでそれを入力したら「~カード会社へ連絡してセキュリティ調整の確認及び~」てメッセージが帰って来て、結局1回目の入力ではチケットは買えなかった。
ネットでのチケットの購入は神経を使うので自分に取ってはドキドキする作業。やっと終わったと思ったら(カード会社側の都合で)エラーに成るとショックが大きい。
三井住友VISAカードのシステムって欠陥システムだと思う。
過去にも似たような事が数回有った。
海外でカードが使えないのは非常に困る。
カードに0120で始まる窓口の電話番号が書かれているが、海外からだと使えない。
しょうがないのでネットで色々調べてVJ海外ディスクの紛失対応窓口(001-800-12121212)に電話したら、対応してくれた。
セキュリティコードの入力は間違って居ないハズだし、引き落とし先の預金残高も十分にあるし、もう25年ぐらいこちらからの問題は無い。
(先方の都合で決済が出来なかった(エラーに成った)事は数回ある)
いっそのこと、カード会社を変えようかとも思うが、それも面倒だし・・・。
三井住友なんて超一流の企業だと思うがこういう事もある。
(因みに、同行の株は結構持っていて、利益も出ているのでそういう意味ではいい会社です)
今回はオペレーターのお姉さんから「15分待ってもう一度やり直してください」と言われたので、そうしたら、今度はセキュリティコードの入力要求も無くて、チケットの購入が出来た。
操作方法を間違えた分けでもなく、過去に何か問題を起こした訳でもないのに、海外からという肝心な時に使えないのは問題の有るシステムだと思う。
それに、今後こういう問題が起きないようにするにはどおすればいいか、という質問にもオペレーターのお姉さんはのらりくらりと何も答えてくれなかった。
客をバカにしている会社かもしれない。
2025/03/10追記。
今後、クレジットカードの本人認証が厳格化される可能性が有る。
不正な取引っぽい引出しをAIが判断して、決済の時に本人認証用のワンタイムパスワードの要求がメールなどで来るらしい。
尚、不正な取引っぽい場合というのは「週末海外ノマド・ダイスケ」さんのユーチューブ「本人認証の義務化」という動画投稿によると、「普段の生活圏外、買ったばかりのスマホからのアクセス、たまにしか購入しない航空会社サイト」が「不正な取引っぽい」と判断されるらしい。
タイで日本行のチケットを日本のクレジットカードで購入するのは正にこれに該当する。
例えば、三井住友VISAカードでは現時点でワンタイムパスワードはメールで送られて来るのでカード会社に登録してあるメールアドレスが、その場で見れる環境に有る必要がある。
これは今のところメール受信に問題は無い。
ただし、今回の場合の様にワンタイムパスワードを見て、それを入力・送信しても「~カード会社に連絡してセキュリティ調整の確認及び~」のようなメッセージが帰って来てチケットが買えない事も有る。
この場合は今回は「カード会社に連絡」してチェックを外して貰った。
② 妻のタイパスポートの更新に付き合う。
1月27日(月)にセンタンにあるタイのイミグレに行って申請した。
奥さんの申請書の文字が変だったのでちょっと心配したが、さっき(1月29日15時頃)郵便で届いて、内容に問題は無かった。
③ 娘にタイパスポートの更新をチェンマイでする様に指示する。
日本パスポートの更新に必要な写真も撮るように指示する。
(タイパスポートの更新に写真を用意する必要は無い。写真はイミグレで撮る)
④ 娘の日本パスポートの申請書の下書きをする。
⑤ 奥さんのVISA申請の下書きをし、必要書類を揃える(写真も?)。
⑥ 娘の日本パスポートの申請に必要な資料と奥さんのVISA申請に必要な資料を持ってチェンマイへ行く。
もしかしたら、チェンマイのホテルの予約も必要かも。
奥さんのVISA申請に必要な写真もチェンライで撮って置く。
娘の日本パスポートの期限が切れる前(2月18日以前)にチェンマイ領事館で手続きを済ませる必要が有る。
なので2月1日~10日ぐらいの間にチェンマイに行く積り。
⑦ チェンマイ領事館へ行って娘の日本パスポートの更新と妻のVISAの申請を行う。
⑧ 娘の日本パスポートの受取(本人限定)と妻のVISAの受取(受取証が有れば代理人可)を娘にやらせる。
⑨ 仮の番号で取ったチケットの妻と娘の分に正しい番号を入れる。
(妻と娘のタイパスポート情報の訂正をネットでスワンナプーム→成田のチケットに対して行う)
⑩ 自分のVISA(とリエントリーパーミット)の期限が4月27日に切れるのでその45日前以降(30日前以降?)に自分のVISA(リタイヤメントVISA、1年)の申請をチェンライのセンタンのイミグレで行う。
(その前に写真や預金の残高証明なども必要)
⑪ 自分の1年マルチのリエントリーパーミットの申請を行う。
日本に帰国中にVISAが切り替わるので、リエントリーに問題無いかちょっと不安なので、リエントリーパーミットを取る時に聞いてみる。
⑫ その他、何処かでチェンライ→バンコクのチケットと東京→バンコクのチケットとバンコク→チェンライのチケットを買う。
また、今のところタイへの戻りは先に奥さんと娘を戻して、自分は少し後から戻る予定。
場合によっては、バンコクのホテルの予約も必要。
追記。奥さんと娘の4月の東京→バンコクのチケットは昨日(1月28日に)購入済。
ただし、パスポート情報は仮の入力なので訂正は必要。
(奥さんの分はタイパスポートの仮情報の訂正)
(娘の分は日本パスポートの仮情報の訂正)
自分は5月上旬頃の戻りを予定していて、その分のチケットは今現在(1月29日現在)未購入。
以上、大雑把にはこんなものだけど、何か見落としが無いかこれからこの記事を見ながら、各ポイント毎に見て行く予定。
補足1。
スワンナプームと成田の空港でのパスポートの使い方を纏めると。
出発時のスワンナプーム空港(3月下旬頃)では、奥さんは日本入国VISA入りのタイパスポート、娘は日本入国VISA無しのタイパスポート、自分はタイの4月中に期限が切れるタイのロングステイVISAとその分のリエントリーパーミット入り & 4月からの新しいロングステイVISAとその分のリエントリーパーミット入りの日本パスポートを使用。
到着時の成田空港(3月下旬頃)では、奥さんは日本入国VISA入りのタイパスポート、娘は2月に更新した日本パスポート、自分は今持っている日本パスポートを使用。
出発時(1回目)の成田空港(4月)では、奥さんは日本入国VISA入りのタイパスポート、娘は2月に更新した日本パスポートを使用。
到着時のスワンナプーム空港(4月)では、奥さんも娘も、タイパスポートを使用。
出発時(2回目)の成田空港(5月頃)では、自分の日本パスポートを使用。
到着時のスワンナプーム空港(5月頃)では、自分は4月からの新しいロングスティVISA入りのとその分のリエントリーパーミット入りの日本パスポートを使用。
補足2。
2国籍の問題。
ネット(Copilot)で調べたところ、
「日本の国籍法によれば、重国籍者は22歳までにどちらかの国籍を選択する必要があります。ただし、実際には法務大臣からの催告が行われない限り、重国籍のままでいることが事実上容認されているケースもあります」
と書かれていた。
しかし、チェンマイ領事館の係の人(問い合わせの電話に出たタイの方)の話によれば、法律が変わって「今は20歳の内に重国籍を解消しなければならない」と成っているらしい。
取り敢えず今回は娘は20歳なので問題無いハズだが、近い内にどうするかを考えなければならない。
今回の帰国で専門家(どういう人が適任か分からない)に相談してみるという手もある。
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