国境の食文化
2026/01/25(国境の食文化)
日本人会の新年会がタイで最北の町、チェンライ県メーサイの近くで行われた。
その話は置いといて、今回はその帰りの話。
新年会が2時頃に終わって、折角メーサイの近くまで来ているのだからちょっとメーサイの観光をしていこうか、という話に奥さんとなった。
新年会の会場からメーサイまで(タイとミヤンマーの国境にあるイミグレまで)は20分ぐらい。
同じチェンライ県といっても、メーサイまで来るとチェンライ市内とはちょっとイメージが違って来る。
自分の思い込みもあると思うが、ここは北の果ての国境の町というイメージ。
タイは基本的には単一民族の国だが、ここまで来ると山岳民族が多く成る。
何故かイスラム系の文化も色濃い気がするし、中国的文化色も他のタイの地域よりは濃く感じる。
また、自分などはイマイチその違いが分からないのだけど、タイ人の様でタイ人とは分けられているタイヤイの文化も混ざっているらしい。
そんなこんなでメーサイという地域はタイの中でも謎めいた地域、異国情緒の強い地域、という感じを自分は持っている。
こういう町は魅力的で何故かワクワクする。
この地域に暮らす邦人にも、そういう魅力を感じて住み着いた人も居るように思う。
で、表題に戻って「国境の食文化」。
話を広げ過ぎると収拾が付かなくなるので、今回はそこの露店で買った食材の話に限定します。
メーサイの露店で仕入れた食材、2026/01/25
① 左上から、干し柿(ループ・パ・ヘーン)(170→160バーツ)(産地は不明、中国かメーサイの山の中?)。
② 天津甘栗(カオラック)(1kg190バーツ)(栗の産地は不明、多分メーサイの山の中だと思う)(中国?)。
③ バナナの葉で包んであるもの、カオ・トム・クアイと、カオ・トム・トゥア(蒸し(トム=茹でる)バナナ(クアイ)と、蒸した豆(トゥア))(タイ)。
④ イチゴ(150→140バーツ)。
⑤ カオ・レンフン・トゥア(イチゴの下)(もしかしたら名前も違うかも、見た目はトーフの様だが味はトーフじゃない、何かの豆料理?)。
⑥ その左、トゥア・トート(トゥア(豆)を揚げた(トートした)もの)(タイ)。
⑦ その左の緑の野菜はキャベツとパクチー。
⑧ アボカド(2kg70バーツ)。
⑨ その下、ローティ・トート、サラパオ・トート(イスラムと中華?)。
⑩ その右の茶色の丸いの、カーオ・プック、その上の小袋はナムオイ(砂糖)(山岳民族)。
⑪ その右、カオ・カンチン(タイヤイ)。
⑫ 右下、ニンニク(カティアム)と唐辛子(プリック)を油で炒めた(パットした)もの(タイ語でパットプリック?)。
メーサイの露店、2026/01/25撮影
タイとミヤンマーのイミグレーション近くの歩道には露店商が左右に途切れることなく続いている。
その殆どが食べ物だが、ここには山岳民族系のものとか、中華系やイスラム系を感じさせるものも多い。
(山岳民族系のものとしては⑩カーオプック、中華系としては、サラパオ(まんじゅう)や②カオラック、イスラム系としては⑨ローティ、など)
先入観もあると思うが、ここの露店群は国境の多様性が感じられて何となく楽しい。
大昔は日系の屋台もあってコロッケとか売っていた。
で、奥さんに「好きなものを買っていいよ」と言って400バーツ渡したら、次から次へと買いまくって、足りなくなってもう500バーツ渡して、結局、露店で850バーツ使った。
・・・買い過ぎだろ~・・・
こういうの面白いんだろ~ね。自分は面倒くさくて嫌だけど。
写真の分でその80%ぐらい。
奥さんはよく「ロット・タウライ」と言って買っていた。
奥さん流は、そんなにしつこくは言わない。一応言う程度。
それで10バーツ安くなったり変わらなかったり。
例えば、干し柿は170バーツを160バーツにまけさせていた。イチゴは150バーツを140バーツにまけさせていた。
という事で(?)本日の夕食↓。
本日(25日)の夕食
ご飯はカーオカンチン(左下の紫)(⑪)。
カタカナの名前は基本は奥さんに聞いたが一部怪しいものはCopirotで調べた。
今は写真をCopirotの質問欄に張り付けて、文書でそれを補足すると(多分)正しい情報を返して来るので、便利に成った。
カーオカンチンに関しては名前は奥さんの言った通りで間違いないようだが、奥さんは此れを山岳民族の料理と言ったが、どうやらそれは間違いで、これはタイヤイ(ミヤンマーのシャン族)から来ている料理らしい。
なお、Copirotで調べたのは食べた後だけど、カーオカンチンの紫色は血の色らしい事が分かった。ゲッ!。(・_・;)
食べた時は気に成らなかったが、分かって見るとちょっと食べ難い。
(クィティオに入っている豆腐のような食感の赤黒い塊は血を固めた物で、それは平気で食べられる)
左上の干し柿(①)は縦に潰してあるのが日本と違う。
北タイで売っている干し柿は大体このスタイル。
豆を揚げた物(⑥)は美味くも無いが不味くも無い。
ただ、タイって揚げた料理が多い。
健康の事を考えると、余り油で揚げた物は食べたく無い。
タイの揚げ物って質の悪い油をたっぷり使った料理が多いので、日本人としてはそういうのは避けたい。
右下のパットプリック(⑫)(ニンニクと唐辛子を炒めたもの)はニンニクの香ばしい感じが好きで、自分はタイで生牡蠣(ホイナングロム)を食べる時には必ず欲しくなる。
今回はカーオカンチンに付けて食べた。
もう1つ、食べる時に撮った写真を載せます↓。
カオ・トム・トゥア(右側のバナナの葉の上に乗っているもの)
⑥ タイ料理のカオ(ご飯)トム(茹でる)トゥア(豆)。
ご飯にピーナッツを練りこんで、バナナの葉で包んで、蒸したもの。
素朴な味で美味しかった。
今日食べたカオトムトゥアは甘くはなかったけど、食感と豆の感じは(自分の好きな)日本の豆大福に似ている。
余談。
料理名はタイ語をカタカナにして書いたけど、これでタイ人に通じるかどうかは分からない。
奥さんには通じるが一般には無理かもしれない。
尚、タイ料理のネーミングで今回多く出たものを以下に纏めます。
トム=茹でる・煮る(蒸すはヌン。実際の料理法を知らないのでトムなのかヌンなのか自分には分からないものもある)
トゥア=豆
カオ=ご飯・米
クアイ=バナナ
パット=炒める(パットとトートが多いのがタイ料理や中華系タイ料理の特徴のような気がする。自分がタイ料理が苦手な理由の1つがこの油の質に有る)
トート=揚げる
ブログ村ランキングに参加中。応援よろしくお願いします。
ポチッ ⇒ ![]()
にほんブログ村
http://meijin.air-nifty.com/blog/2019/08/post-6bb066.html


メーサイに7年滞在していました。日本人がドカッと押し寄せてくるまでは静かな街で良かったです。
ミャンマーチェントンに1年暮らしましたが日本人もいなくて静かに暮らせて、結構毎日ガイド雇ってトレッキングしてました。
温泉も良かったです。
ランナー地方はチェンライ含めて良いところですよ。
投稿: | 2026年1月28日 (水) 10時30分
コメントありがとうございます。
ミヤンマーは1950年~1960年頃の日本とも被さっていい感じの所ですよね。
昔の(20~30年前の)チェンマイやチェンライもそういう感じでしたが、今は大分様子が変わって来ました。
もうノスタルジックな感じは無くなりました。
タイとミヤンマーは今は国境が閉鎖されているのが残念です。
投稿: 迷人 | 2026年1月28日 (水) 10時31分
露店で甘栗をイーブンカオラックといって売っていましたね。そんなわけないだろう。日本のは高いし大きさもそろっているのになと思いながらそれでも買って食べたがあまりうまくない、ラフ族が持っている栗のほうがうまい
投稿: しん | 2026年1月28日 (水) 12時28分
しん様、コメントありがとうございます。
何でも日本らしく見せればいいと思っているタイ人も居ますよね。
メーサイの露店のものは安いけど、品質にはハズレの物も多いです。
アボカドとかカオラックとかイチゴは買って家で開けて食べてみないと分からない、というところはあります。
食べてみていいものだったら「儲けもん」ぐらいの気持ちで買った方がいいかもです。
投稿: 迷人 | 2026年1月28日 (水) 12時29分
メーサイには買物に行くことがあります。
チェンライ市内と違って怪しい雰囲気があるのが好きです。
昔はタチレク(タキレク)にも簡単に行けたのですが、今は空路でしかミャンマーには入国できなくなり残念です。
見た目がインド人、国籍はたぶんミャンマー人の楽器店がありまして、銅鑼、シンバル、ベル、等を入手します。(音楽をやってますので)
面白いのは銅鑼の価格。
一個いくらではなく、まとめて秤に乗せてグラムいくらの目方売り。
国境の街ということではチェンコンも昔は面白かったのですが、橋ができてしまってから急につまらなくなりました。
投稿: KP | 2026年1月28日 (水) 14時08分
KP様、コメントありがとうございます。
開発が進むと便利に成るのと引き換えに街の面白みが無くなるというのはありますね。
でも、まだメーサイにはチェンライの市内に無いような怪しさがあって、それがいい雰囲気を出してます。
投稿: 迷人 | 2026年1月28日 (水) 14時09分