タイと日本の2拠点生活のメリットとデメリット
2024/12/01(タイと日本の2拠点生活のメリットとデメリット)
今回はこんなテーマで考察します。
タイと日本の二拠点生活には、さまざまなメリットとデメリットが考えられる。
以下、箇条書きで。
メリット
① 文化の多様性:異なる文化や生活習慣を体験できるため、視野が広がる。
② 気候の選択:タイの温暖な気候と日本の四季を楽しむことができる。寒い冬を避けてタイで過ごすことも可能。
③ 食文化:タイ料理と日本料理の両方を楽しむことができ、食のバリエーションが豊富になる。
④ 経済的メリット:タイの生活費は日本に比べて安いため、生活費を抑えることができる。
⑤ 旅行の拠点:タイは東南アジアの中心に位置しており、他のアジア諸国への旅行が便利。
デメリット
① 移動の手間:頻繁に移動する必要があり、時間と費用がかかる。
② 言語の壁:タイ語と日本語の両方を習得する必要があり、コミュニケーションに苦労することがある。
③ ビザの問題:長期滞在にはビザの取得や更新が必要で、手続きが煩雑。
④ 社会的つながり:二拠点生活をすることで、友人や家族とのつながりが希薄になる可能性がある。
⑤ 医療の違い:医療制度やサービスが異なるため、健康管理に注意が必要。
これらのポイントを考慮して、自分にとって最適な生活スタイルを見つけることが大切。どちらの国でも充実した生活を送るための工夫が必要。
というのが実は生成AIのCopilotに表題の通りの質問を投げたら返って来た回答。
なんか本質的な問題が欠けているがそれは次回以降のブログで書くとして、今は、上記10点に対する自分の感想。
メリット
① 文化の多様性:異なる文化や生活習慣を体験できるため、視野が広がる。
単なる観光旅行よりはタイの文化を深く正確に理解する事は出来るが、それが、どういう役に立つか(メリットに成るか)というと微妙。
タイで生活する分にはタイの文化の理解は役に立つし視野は広がるが、それが日本で何かの役に立つかというと余り無い気がする。
例えば日本にありがちな非効率とかが分かったとしても、日本のやり方を変える力は個人ではなかなか無い。
もっと大勢の人達が海外の生活を経験すれば、日本も変わって行くと思うが個人レベルでは日本を変える事は殆ど出来ない。
(例えば、明治維新の岩倉使節団のように日本との文化の差(しかも当時のアメリカなどは日本よりも文化的に遥かに上)が大きければ、得る物は多いだろうが、タイからはそんなに得る物は無い気がする)
まあ、そんなにアクセクしなくても生きて行ける、のんびりしようよ、と思えるようになるくらいかな。
株をやる分には日本以外の世界が見えるので、そういう視点が役に立つ事も有るかもしれない。
(例えば、タイに進出している日系企業で将来伸びそうな会社のヒントを得るとか、日本の自動車産業の将来の方向性を予想するとか)
② 気候の選択:タイの温暖な気候と日本の四季を楽しむことができる。寒い冬を避けてタイで過ごすことも可能。
これは明らかに二拠点生活のメリットだと思う。
自分も12月から3月ぐらいは日本に帰国しないようにしている。
昔、1月とか2月に帰国して居て日本に居る時に、何でこんなに寒い時にわざわざ日本に居る必要があるのか、と思った。
逆に桜の咲く季節とか紅葉の季節とかは日本に居て良かったと思う事が有る。
1年中暑いタイに居ると頭がバカに成りそうで、帰国すると頭が冴えて来る感じはする。
③ 食文化:タイ料理と日本料理の両方を楽しむことができ、食のバリエーションが豊富になる。
日本料理は美味しい、と改めて認識できたのはタイの不味い料理を食べた成果だと思う。
タイにも美味しい物は有るが、それはごく僅かで普通の日本人にとって「食のバリエーションが豊富に成る」と言えるほどの成果は無いと思う。
タイ料理は「こうすれば不味くなる」という見本にはなるかもしれないが「美味しくする」のには役に立たない。
④ 経済的メリット:タイの生活費は日本に比べて安いため、生活費を抑えることができる。
20年前は物価が安いというメリットは確かに有った。
今はタイでの生活スタイルにもよるが余り無いと思う。
ただし、飲み屋とかマッサージとか安い宿とか部分的にはタイの方が安く出来るものもある。
(自分はゴルフはやらないので分からないが、ゴルフをやる人が多いのは「安い」というのがあるのかな?)
タイの一般的な生活で良ければ、今でも生活費は押さえられるがそこまでしてタイに来る意味があるのかという疑問を自分は持っている。
日本基準では貧しい生活でも、タイでは周囲も同じなので、それを余り感じなくて済むというのはあるかもしれない。
⑤ 旅行の拠点:タイは東南アジアの中心に位置しており、他のアジア諸国への旅行が便利。
バンコクならそういう事は有るかもしれないが、チェンライからでは直接行けなくて(飛行機の直行便が無い)バンコク経由に成るので、日本の大都市部より却って不便かもしれない。
まあ、ミヤンマー、ラオス、カンボジア、マレーシア、シンガポール辺りに行くには日本よりは近いので便利かもしれない。
チェンライを拠点にアジアの国を中心に世界中を旅している方も居るが、比率としては少ないと思う。
デメリット
① 移動の手間:頻繁に移動する必要があり、時間と費用がかかる。
日タイの往復は時間的にも経済的にも負担が大きいのでこれはデメリット。
(二十数年前、最初の頃は飛行機に乗るのも珍しくて嬉しかったが数回乗ればそういう事は無く成る)
② 言語の壁:タイ語と日本語の両方を習得する必要があり、コミュニケーションに苦労することがある。
チェンライ在住の邦人に関して言えば、(日常会話程度に)タイ語を習得している人は3人に1人ぐらいだと思う。
なので、「タイ語を習得する必要がある」というのは間違い。
まあ、日常会話ぐらいのタイ語が話せないと不便には違いないけど「10年以上タイに居るけどタイ語は話せない」と自慢している人も結構いる。
(少しは覚えろよ、と思ったりして・・・)
ただし、コミュニケーションに苦労するというのは事実(特に役所関係)で、そのデメリットは大きい。
スマホのアプリが進化して来たので、話せなくても少しは便利に成った。
役所などは英語が話せれば何とか成るらしい。
③ ビザの問題:長期滞在にはビザの取得や更新が必要で、手続きが煩雑。
これは深刻な問題。
タイの場合ルールがよく変わったり、人(イミグレの係官など)によって基準が違ったりするので、かなり面倒くさい。
ひとつの方法としては「タイランドエリートVISA」見たいのが有って大金を払えばVISAの更新などは優遇されるが、自分の知っている範囲では50人に1~2人ぐらいだと思う。
④ 社会的つながり:二拠点生活をすることで、友人や家族とのつながりが希薄になる可能性がある。
そういう事は少しは有る。
やり方によって問題を小さくする事は出来ると思うが、やはり、ずっと日本に定住している人よりは日本での人間関係が希薄に成る可能性はある。
(その分、タイでの邦人との人間関係は作り易い)
(チェンライでも趣味で集まる日本人がある程度居る)
新しい人間関係を日本で築くのは難しい。
旧知の人とは帰国する間隔によって違う気がする。
自分の様に年に3~4回帰国して、こまめに連絡を取るようにすればそんなに問題無いかもしれない。それよりも知り合いが皆高齢化しているのでそっちの方が問題。
逆に、二拠点生活では無くチェンライに移住している人の中には「家族との繋がりを断つ」ために来ている方も割と居る。
それぞれの家庭の事情は知らないので「勘」で言うと、2~3割はそういう方が居る気がする。
⑤ 医療の違い:医療制度やサービスが異なるため、健康管理に注意が必要。
これも大きな問題。
チェンライ在住者には高齢者が多いので余計に医療の問題は大きい。
多分、日本に居る人達が思っているよりはチェンライの医療水準は低くないと思うが、国民健康保険で一定水準の医療が受けられる日本と比らべれば悪い。
日タイの二拠点生活者なら日本の国民健康保険に加入してしている方も多いと思うので、チェンライで受けた治療費の一部を日本の国民健康保険で請求できるが手続きが面倒。
中にはカードの付帯保険を上手く使っている方も居るが、それはごく少数派だと思う。
一般的には普通のタイ人並みの医療水準の治療を受ける事に成るので、日本の医療水準よりは若干落ちる事が多いのではと思う。
なので、病気の治療の為に帰国するという例も多い。
あと、言葉が十分に通じないので医師との意思、疎通に問題がある。
(医者の説明を聞いても、何をどう注意すればいいか正確に分からない。こちらの症状を伝えたくてもどう言ったらいいかわからない)
自分などは歯の治療はすべて帰国した時にやっている。
ガリガリ削られる(?)歯の治療は怖くてタイでは出来ない。
二拠点生活なら、帰国した時に悪そうな所を事前に治療したり、ワクチンを打ったり、健康診断をしたりは出来るので、そこは二拠点生活のメリットと言える。
以上、Copilotの回答に沿って「日本とタイの2拠点生活のメリットとデメリット」について書きましたが、質問の仕方が悪かったかもしれませんが、どうも本質を外しているような感じでした。
「2拠点生活」について語る前に「何故海外移住なのか」という所から話さないと本質を見落とす。
そんな感じでしたので、その話は次回以降にします。
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