2017/03/18(日本らしい都市の風景)
ちょっとした用事が有って、家から荻窪駅まで歩いて行った途中の風景。
何となく、日本とタイの違いを考えながら歩いていた。
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東京都杉並区を南北に走る環状8号線
兎に角、タイと比べると日本はどこも綺麗で落ち着いている。
タイの様な、カラフルな綺麗さ
(「2017/02/03カラフル・チェンライ」参照)、キンキラキンの綺麗さ(「
2017/02/09キンキラ・チェンライ」参照)、とは違って上品(?)な感じと清潔さがある。
建物の色も、白、茶色、灰色、など落ち着いた色が多く、赤、緑、黄色など鮮やかな色彩の建物は殆どない。
因みに、自分は、日本の様な落ち着いた色彩の街の方が好き。
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歩道と車道
日本の道にはゴミ一つ落ちてない。
タイの凸凹した歩道と違って歩き易いのもいい。
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東京都杉並区、青梅街道の四面道付近
道路には横断歩道も整備されている。
タイにも、横断歩道はあるが、日本ほど整備されてない。
また、青信号で渡れば、日本の横断歩道は殆ど突っ込んで来る車はないが、タイは気を付けないと、青信号で渡っていても突っ込んで来る車がある。
安全、という面でも日本の方がタイより優れている。
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駅前のマーケットの駐輪場
日本は歩く人も多いが、自転車も多い。
タイでも最近は自転車を乗る人が増えているが、最近増えているのは、気合の入ったヘルメットをして、ピッチピチの服装をした、ちょっと(日本人から見れば)恥ずかしい恰好をした人達が多い。
(何で、自転車に乗るぐらいの事で、そんなに恰好を付けるのか意味が分からない)
(自分はTシャツにママチャリ)
タイのマーケットだと、こんな感じで停めて有るのは、殆どバイク。自転車はまず見掛けない。
(街中のタイの凸凹道は歩くのも不便だが、段差も沢山あるし、電柱やお店などの障害物も多いので、自転車の通行は困難を極める)
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駅前の自動販売機
自動販売機が多いのも日本の特徴。
多分、タイだと犯罪(自動販売機が壊されて商品とか売り上げが盗まれるとか)が心配で、危なくて、自動販売機など置けない、という事ではないかと思っている。
人件費が安いので、人手で売った方が、コスパが良い、というのもあるかも知れない。
いずれにしても、ここもそうだけど、今迄の写真で、ゴミが全く写ってないのは、流石、「日本」。
(ゴミ箱は何カ所か写っている)
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荻窪駅
何か、自分は昔から、「電車に乗るのは文明人」、という感覚があった。
(特に地下鉄は昔は都心しか走って無かったので、より一層、文化的乗り物という感じがあった)
チェンライには電車が無いがバンコクにはあるので、そういう意味ではバンコク人の方がチェンライ人より文明化している。
バンコクに居ても、電車に乗らない人はちょっと遅れている。
例え、ベンツで通勤していても、「文化指数(?)」では、電車に乗っている人の方が上という気がする。
そういう意味では、都会のサラリーマンは偉い!。
(ここまで書くと、ちょっと行き過ぎた偏見・・・?)
時間に正確なのも日本人の特徴で、電車は時刻表どおりに正確に動く。
タイのBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)には、時刻表が無い。
自分は、ちょっとだけタイ人化している様で、友だちとの待ち合わせにちょっと遅れて白い目で見られる事が最近多くなった。
こっちは、チェンライの田舎から出て来ている田舎者なのだから、ちょっとは甘く見てくれよ、という理屈は普通の日本人には通じない。
確か、左端にちょこっと見えるのは、最近の(といっても数年前からあるけど)自動販売機だったような・・・。
チェンライの田舎で長く暮らして居ると、段々、文明の進歩から取り残されていく様な気がする。
まあ、そんな大袈裟なものじゃないけど。
でも、やっぱり、タイで長く暮らして居ると、味覚もズレて来るし、文化的にも遅れて来るので、たまには日本に戻って、感覚を修復する事も必要(と自分は思っている)。
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